聖徳太子建立の長光寺(滋賀県)は、日本最南限に生息する巨樹「ハナノキ」(天然記念物)の寺として知られる真言宗の名刹。
補陀洛山 長光寺(ちょうこうじ)

御本尊 千手子安観世音菩薩

御本尊 千手子安観世音菩薩

長光寺の御本尊は「千手子安観世音菩薩」です。

※秘仏は御厨子の中に安置されており50年に一度の御開帳となります。
※御開帳の秘仏は、写真撮影禁止です。ご了承下さい。

その謂れは、沿革と歴史でも述べたように
聖徳太子がお妃と共に「老蘇の森」に仮宮しなさった時、妃が産気づかれ御難産に陥られました。

そこで太子は仏の加護を諭され妃はひたすら祈られた所、仏の遣いの童子が現れ、速やかにご安産なされました。

童子が去った方角に八尺の香木がありその根元の五色の霊石に太子自ら手を合わされ祈られたところ光明の中より千手観音の尊像が現れました。

驚いた太子はこの時、香木で千手観世像をお作りになられ腹中に法華経・維摩経・勝鬘経の三部のお経を籠めて本尊とされ、この地を転妙法輪、仏教長久の地として、ここに本堂、金堂、法堂、鐘楼堂、僧堂、食堂など七堂伽藍を建て、峰には十二社権現、東には薬師、十二神将、西には弁財天等をお祀りされました。

故に、長光寺の御本尊は「千手子安観世音菩薩」で、今も安産の仏様として親しまれております。


平成29年10月14日(土)、15日(日)
秘仏『千手子安観世音菩薩』 五十年に一度の御本尊御開帳→