長光寺の花ノ木 天然記念物
長光寺のハナノキは高さ約15メートル、周囲約3メートルの巨木で、大正11年に近江八幡市の天然記念物に指定されました。
日本最南限のハナノキで、聖徳太子が植えられたという伝説の木であります。
聖徳太子の妃がご難産の時、千手観音の遣いの童子が現れ速やかにご安産なされました。
童子が去った方角に3メートルの高さの香木(栴檀の一種)がありその香木で千手観音像を刻み御本尊とされ、輝く石柱の上に本堂を建立されたのが長光寺のはじまりです。
そして、この時、太子が此の地を記念する為、霊木(栴檀香木)の余枝を御宝前に植えられたものが現在の長光寺のハナノキと言われています。
ハナノキの花、4月上旬可憐な花が咲きます
ハナノキの花
カエデ科で春には可憐な花が咲くところから「花の木」と呼ばれています。
花の木の葉
花ノ木の紅葉
葉の形が人の頬に似ているので「おたふくの木」とも呼ばれています。
秋の紅葉は素晴らしいです。
花ノ木の花が咲くのは4月上旬、紅葉は11月20日前後が見頃です。
天然記念物 長光寺のハナノキ 紅葉
花ノ木の紅葉 11月20日前後が見頃です
天然記念物 長光寺の花の木 紅葉
長光寺 花の木雪景色